自由だからこそ難しい自己管理

フリーランスは、働く時間や場所を自分で決められる自由な働き方です。しかし、自由な分、徹底した自己管理能力が求められます。会社員のように決まった出社時間や上司の目がない環境では、つい仕事の開始が遅れたり、ネットサーフィンに夢中になってしまったりと自分を律することが難しいです。生産性を維持するためには、自分で一日のスケジュールを立ててそれを守る強い意志が欠かせません。
自己管理すべき対象は時間管理のほか、体調管理も重要です。フリーランスには有給休暇や傷病手当金といったセーフティネットがないため、体調を崩して仕事ができなくなればそれはそのまま収入の減少に直結します。クライアントからの信頼を失うことにもなりかねません。定期的な運動習慣をつけたり、栄養バランスの取れた食事を心がけたり、十分な睡眠時間を確保したりと最高のパフォーマンスを発揮できるコンディションを保つことが会社員以上に求められます。
また、仕事とプライベートの境界線が曖昧になりやすいのもフリーランスが直面する課題です。特に自宅で仕事をしていると夜遅くまで働き続けたり、家族と過ごしている休日にもメールをチェックしてしまったりと仕事モードから抜け出しにくいでしょう。これでは心身ともに疲弊し、燃え尽き症候群に陥るリスクも高まります。長期的に活動を続けるには、意識的に仕事をしない時間を作り趣味や家族との時間を大切にすることが不可欠です。たとえば、平日の19時以降と土日は絶対に仕事をしないなど自分ルールを設けて守ることが、結果的に仕事の生産性アップにもつながります。自由を最大限に活かしつつ自分でルールを作って守ることが、フリーランスとして長く成功するうえで不可欠です。